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砂防堰堤ウォール工法

 概 要

砂防堰堤ウォール工法(ダムウォール工法)は、砂防堰堤(ダム)などコンクリートで造る堰堤、擁壁などに用いることが出来る残存型枠タイプの自立型プレキャスト砂防堰堤ブロックです。

 特 徴

1.自立型プレキャストブロック
 垂直用~5分用(5厘刻み)の11種類のブロックがすべて自立する為、ブロックの安定度が
 高く、据付作業しやすくなっています。
2.勾配専用設計
 ダムの前面、背面の勾配が異なる場合(例:前面2分、背面5分)でも、ブロック1段の直高が
 1.5mになるように設計されているので、コンクリートの打設高も1.5mが確保できます。
3.景観を損なわない
 ブロックの前面に植石などを施す事で、自然の修景にマッチしたダムの構築を可能にします。
4.優れた経済性
 経済的な商品に加えて、施工が早いため、経済性に優れています。


展開図

断面図

 施工要領

1.リフト計画の立案
  指針等に従いリフト計画を行い、ブロックの割付を決定する。
2.基準高のチェック(図1参照)
  設計計画に従い掘削を開始し、所定の基準高に仕上げる。
3.堤体コンクリート
  リフト計画に従い、一番目のブロックを据えつける為アンカー筋を設置し、堤体コンク
  リートを打設する。
4.鉄筋挿入(図2参照)
  コンクリートが硬化する前に、アンカー筋を所定の位置に確実に設置する。
5.グリーンカット(打ち継ぎモルタル)(図3参照)
  ブリーディングによるレイタンスを圧力水又は電動ブラシ等で、コンクリートが完全に
  硬化する前に取り除き、
  打ち継ぎモルタルを打設する。
6.ブロックの据付け
  ブロックを所定の勾配に据え付ける。
7.各種取付金具の組立
  ブロック背面のインサート孔に山形鋼をボルト・ワッシャーで固定し、この山形鋼と
  アンカー筋を保持筋に溶接し固定する。
8.法肩表示の設置
  ブロック天端両端にある穴に単管等を挿入し、法肩を表示する。
9.コンクリートの打設
  指針等に従いコンクリートを打設する。

※4~8の作業を繰り返し、所定の高さまでコンクリートを打ちあげて終了となるが、
 『6.ブロックの据付け』の前に法肩表示を撤去し、その穴にコンクリートを充填する。
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